今や、月に1本あるかないかの添乗しごとですが、私の本業であります
先週、三重は伊勢神宮へ貸し切りバス旅行のお仕事へ行ってきました
添乗員ってどんな仕事?
まず、知っていただきたいのは添乗員とはどんなことをする人なのか
添乗員の仕事とは?
- 旅程管理
- 時間管理
簡単にいうならば、こうです
私は旅行代理店の社員(添乗員もやる)なので、今回のような貸し切り団体旅行の場合は、お客さんの希望に合わせ旅行プランを作成するところから始まります
- ○○で△△を食べたい
- ○○に行きたい
- お土産は△△を買いたい
- 〇時までに帰ってきたい
などの要望に合わせオリジナルプランを作成し、納得いただいた上で旅行当日を迎えることになります
ですから当日は旅行契約を交わした内容通りに、”滞りなく”旅程をこなしていくことが使命となります
要望通りのプラン、時間に余裕をもたせた旅程作成
それでも、イレギュラーは起こります
何十人といるお客様が全員指示通りに動いてはくれませんし、道路は渋滞もあります
それでも、大幅に時間がずれないよう、頭を回し、ケータイのダイヤルを回し、当日は大忙しです
「全国旅行支援」制度始まりまして、正直大変です
9月の終わりに、岸田首相がドヤ顔で「全国旅行支援」を始めるよ、と発表しました
正直「やめてくれ~」というのが、私がつとめているような小さな旅行代理店の本音ではないでしょうか
なぜなら、事務作業が半端ないです
これにかかりっきりになってしまい、結果人件費の方が高くつくので旅行代理店に恩恵はほぼないでしょう
行先の都道府県によって、手続きの仕方、例えば地域クーポンは額面や種類(電子または紙)がそれぞれ違うので
それをすべて旅行前に確認しなくてはならない上に
我々事業者側は、同時進行で毎週報告しなければいけないことが大量にあります
異様にはてなマークが浮かびまくるこの制度、利用できればお得ですが、気を付けなければいけないこともたくさんあります
「全国旅行支援」制度~気を付けること~
今回は、この全国旅行支援を利用した初めてのお仕事でした
色々と調べる中で注意しなければいけないことがあったのでまとめておきます
「全国旅行支援」利用時に気を付けること
- 旅行申し込み時に「全国旅行支援」を利用したいと必ず伝える
- 割り引いた額を支払うのか、キャッシュバックなのかを確認する
- 行先都道府県の事務局公式サイトを必ず一読すること
- 本人確認書類とワクチン接種証明書が必要=旅行中携帯する
- 陰性証明には3種類ある
一番大事なのは、1⃣です
全国旅行支援を利用しての旅行だと伝わっていなければ、割引も受けられませんし、地域クーポンももらえません
そして5⃣、陰性証明書をもってこの制度を利用する方は注意が必要です
なぜなら、この陰性証明書は証明有効期間が設けられていて
旅行日当日に有効なものでなければ認められないのです
そして陰性証明書には3種類あります
- PCR・・・検査日から3日間有効
- 抗原定量検査・・・検査日から3日間有効
- 抗原定性検査・・・検査日から1日間有効
無料のワクチンパッケージなどの検査は大抵抗原定性検査だと思います
「全国旅行支援」利用して、予防をしながら楽しい旅行ができるといいですね